昨夜は、ちょっぴり久しぶりのライブ(6日ぶり)でした。先週末に大いに大いに刺激など受けた後、最初のライブで、私は張り切り過ぎて空回り気味?でも結局、ライブならではの色んな事が凝縮された《終わり良ければ全て良し》的な、面白いひとときを過ごしてきました。
一夜明けて、空回りも良い経験だったなぁ…って、素直に思えます。空回りしたからこそ、新しいスタートを切れるような気もするし…。
そして、そんな気持ちも含めて、改めて、マジメに音楽への思いを、ここで綴っておきたい気持ちになってるので…重いのは避けたいという方は、読み飛ばして下さいませ。…って、重い語りになるのかな?
先週末は、怒涛の客席LIFE(野外の場合も客席って言うかな?)で、本当に刺激的で貴重で意義のある時間を過ごしました。
金曜日、石井慶子さんのコンサート。
バックが弦楽四重奏とシンセサイザーだったので、ピアノばっかりに気を取られる事もなくて、歌詞をよく味わえたのも良かったし。それ以上に、逆に、ピアノ一本の伴奏だからこそ描ける世界…などについて、思いを馳せたりできたから…有意義だったなぁ。
ピアノこそ、何と言っても素敵な楽器だから…と、夢見心地で帰路についた頃は、翌日の私の気持ちを、予想もしてないわけでした。
土曜日のお昼、三茶 de 大道芸。ひょんなきっかけで見に行ったけど、とってもとっても面白かったぁ!
色んなパフォーマーを気に入っちゃったけど、先日も綴ったように、プラノワという二人組に、心を射ぬかれてしまったの…。
アコーディオン…素晴らしいよ〜。私の挫折したアコーディオン、かと思いきや、ボタンのアコーディオンだったわ。私的には、本物って感じ…。
『ピアノこそ、何と言っても素敵な楽器!』という私の思いは、何処に?アコーディオンにしびれてしまいました。
大道芸出身のアコーディオニストを何人か聴いた事がありますが…詳細はカットしまして、この日聴いた演奏は、大道芸だから許せる演奏とかじゃなく(あぁ、カットした意味がない事言ってるかも!ごめんなさい!)純粋に素敵でね。それでいて、大道芸の楽しさも炸裂。
ワクワクする演奏なのに、ほとんどマイナーキィの曲なんだよ!どういうこっちゃ?
『一体、私は何をしているのかしら?』という思いがよぎったり…。いえいえ、アコーディオン弾きたいとか、路上で弾きたいとか、そういうのともちょっと違うのだけど
『これでいいのかなぁ?』っていう気持ち、みたいな…。
そして夜は、小西のりゆきさんとYUKAさんのライブに。お二人には、何とお礼を言ったら良いやら!ありがとうございます!
まずは、ライブハウスという空間が大好き!…っていう気持ちを、一気に取り戻し
『やっぱり私はライブハウスで弾くんだよ。野外じゃないよ〜』って思えて、幸せ気分で聴けました。
二人とも素晴らしかったし、デュオというミニマムな型の美しさを再認識しちゃった。
そして、YUKAさんのようにはできない部分もあるけど(例えば、歌ったりハモッたりできないし、エレピもあんまり弾きたくないし)それでいいって言うか、それでこそいい、みたいな気分で高揚して聴いちゃいました。
翌日は、TAP DO!を見ました。
以前からファンだし、単純に楽しみだったっていう気持ちもあるけど、敢えて考えてみた事…私はTAP DO!では弾けないわ…って。当たり前だけどね。例えば、テクニック的に、とか、弾けるとしても、やっぱり私は違うのね。こうして客席で笑ってるのが、私の居場所だなぁ…って…。
こんな独り言を言ってる間にも、次々とお仕事が舞い込んで参ります。私の居場所があって、私を必要としてくれる人達が沢山いてくれて、私も張り切って音楽できるのは、本当に喜ばしい事です。
時間が足りないとか、言ってる場合じゃない気がします。とにかく、精一杯尽くしたい気分。
そして、とっても楽しみなライブなども、色々控えてるから…本当にウキウキです!
重い独り言に、お付き合い頂いた方々、ありがとうございました!
ま、そんなわけで、相変わらずの私で弾き続けますね。